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- 輸出サービス課
輸出貨物を最初に受け取り
スムーズな物流につなげる
A.K
2016年入社(既卒)
国際関係学部卒
とある1⽇のスケジュール
私のストーリー(⼊社動機)
前職は成田空港で貨物機のクルーをアテンドする業務をしていました。そこで貨物機に搭載されるさまざまな貨物を見て、航空貨物に興味を持ったのが最初のきっかけ。学生時代は物流業界も候補として就職活動を行っていたので、TIACTなら航空と物流の両方に携わることができると考え、入社を決めました。

現在の仕事内容
輸出貨物・書類を受け付ける部署で、シフト勤務で働く課員と課長の間を取り持つポジションに立ち、さまざまな業務調整をしています。空港のカウンターで輸出貨物を受け付ける課員から、「これまで搬入されていた形とは違う形の貨物が届いたが、新しい取扱が始まっていますか?」「既存の手順では対応できない貨物が届いたので、新たな手順を作成してほしい」など、毎日あらゆる相談・要望が寄せられ、それらに一つひとつ対応するのが私の役割です。そうした業務調整で発生した新規・追加・変更手順については資料作成や周知なども行います。その他、航空会社から「到着地で新しい用件が追加されることになったので、◯月◯日から対応してほしい」という連絡を受け現行手順の確認、変更にあたっての調整など社外の対応や連絡も重要な業務の一つです。
輸出サービス課の仕事は航空会社としての輸出業務の入口なので、後続作業がスムーズに進むよう関係部署と連携を図っています。

仕事のやりがい
輸出業務は常に時間との勝負。少しでも多く集荷して搭載したい荷主は時間ギリギリまで貨物を搬入されますし、航空会社としても1kgでも多く搭載したいわけですから、私たちには限られた時間の中でスピードと安全性、確実性を両立させることが求められます。羽田は空港の特性上、貨物が搬入されてから搭載までのつなぎ時間が短く、タイムプレッシャーにさらされることも多いのですが、だからこそ、情報を先行してキャッチし、関係部署と連携して計画通りに貨物を搭載できたときには大きなやりがいと達成感を感じます。

成⻑したポイント
入社当初は今と同じ輸出サービス課でしたが、その後、輸出第二課と輸出業務課(現・運営企画課)を経験し、多角的な視点で業務を捉えられるようになりました。たとえば、輸出業務課時代は、航空会社の監査対応をしていたので、航空会社との接点がとても多く、航空会社が上屋会社に求めていることを汲み取れるようになりました。もちろん、汲み取ったこと全てに応えられているわけではありませんが、一つでも多く応えるには、それぞれの部署がどうすればいいかということを常に考えるようになりました。
⾃分の仕事が社会に提供している価値
安全な物流の提供です。私たちが消費者のもとへ直接物を届けることはありませんが、購入した物が手元に届く、店頭で商品が買える、そうした当たり前のために、物を滞りなく安全に流すことが私たちの使命であり、それこそが私たちの価値だと思っています。

今後の挑戦
TIACTらしさプロジェクトの活動の一つとして、上屋作業全体の進捗が見られるコントロールセンターを造ろうと計画を進めています。日本の上屋会社にはまだないもので、プロジェクトマネージャーとしてどこまで形にできるのか、今まさに挑戦の最中ですが、実現できればそこで新たな部署を確立させたいと思っています。
就活⽣へのメッセージ
人に伝えることがなかなか難しいのですが、私たちの仕事は、国際物流という大きな流れの一翼を担うとても重要な仕事。会社自体はまだまだ若く、挑戦したいという意欲があれば、新しいことを展開するチャンスも十分あります。そうした環境に興味があれば、ぜひ入社してください。

休日は旅行に出かけてその土地の美味しいものやお酒を楽しむことが多いです。写真は京都の鈴虫寺で撮影した1枚です。