
- 04
- 輸出第二課
デスク
効率的に貨物を運ぶ
最適な搭載プランを考える
D.A
2010年4月入社(新卒)
航空貨物学科卒
とある1⽇のスケジュール
私のストーリー(⼊社動機)
自分が興味を持つことができ、将来なくならないであろう業種という観点から、物流はどんな時代でも必要とされる業種だと考え、志望しました。物流業界を中心に就職活動をする中でTIACTを知り、羽田空港の国際貨物ターミナルの運営という公共性の高いPFI事業を展開しているということ、しかも、それが羽田再国際化という国家プロジェクトの一つであることに魅力を感じ、入社を決めました。親会社が三井物産㈱という安定性もTIACTを選んだ理由の一つです。

現在の仕事内容
羽田空港から出発する国際便に搭載する航空貨物の搭載計画の作成や荷役への指示出しといったオペレーション業務を担当しています。航空貨物の搭載計画の作成とは、航空会社から送られてくる各フライトへの貨物の予約情報に基づき、どの貨物をどのULD(パレット)に搭載すれば一番効率よく運べるか、最適な搭載プランを立てること。たとえば、羽田発香港行きの航空機の場合、香港まで運ぶ貨物と、香港を経由し別の空港に運ぶ貨物は、ULDをわけた方が貨物へのダメージリスク低減や着地側の作業効率はよくなります。そのようなことも考慮して最適な搭載プランを立てていきます。ちなみに、搭載内容が確定したULDの情報は、ウエイトアンドバランスを決める会社に引き継ぎ、その会社が航空機の重量・重心位置を調整しながら搭載場所を決定します。

仕事のやりがい
計画を立てた貨物が無事、全量搭載となったときに大きなやりがいと達成感を感じます。予約情報に入っているのに貨物が搬入されていないなど、日々さまざまなイレギュラーが発生しますが、定時運航を達成するため、チーム一丸となって乗り越える、そのプロセスが楽しくもあり、難しくもあるところです。2013年からはデスク業務を担当していて、これまで経験したことのない判断の難しいイレギュラーに対応しなければならないことも多いのですが、「安全・定時運航・1kgでも多く搭載する」を心がけながら日々の業務に臨んでいます。
同じ志を持った仲間と、どうすれば会社をよりよくできるか、生産性や品質を高めるためにはどうすればよいかを議論し、実現に向けて取り組んでいます。それに対して、お客様から感謝のお言葉を頂戴することもあって、成果が出ると頑張ってよかったと思える瞬間です。

⼊社してから成⻑したポイント
もともとの性格が飽き性ということもあるのか、これまではいろいろなことに興味を持ち、広く、浅く目を向けるタイプでした。それが、当社での業務を通して、目標に向かって一歩ずつ、粘り強く取り組む力が養われたと思います。その力はこれからも磨いていきたいと思っています。
⾃分の仕事が社会に提供している価値
物流を通して、人々の暮らしや企業活動を支え、よりよい社会の実現に貢献していること。私たちは物流インフラの一端を担い、衣食住に必要不可欠な物を適切に供給しているのですが、見えないところで社会生活を支えているという自負はあります。

今後の挑戦
TIACTが、お客様をはじめとする関係各社から必要とされる存在になるよう、お客様が抱えるさまざまな問題・課題を、知恵と工夫を持って解決することに挑戦し、品質やサービスをより一層向上させていきたいと思っています。個人的な目標は英語力の向上で、今は通勤時間など、隙間時間を使ってアプリで学習しています。以前、効率的な上屋戦略を立てるため、海外の空港の上屋を視察する機会があったのですが、語学力があれば、さらに深いコミュニケーションもよりスムーズに取れますし、業務の幅や様々なチャンスが広がると思います。
就活⽣へのメッセージ
自分が何をしたいのか、大切にしている価値観など、普遍的なことを改めて考えながら、自分ととことん向き合ってほしいと思います。そうやって自分自身を見つめ直す時間は、これからの人生にとって大きな財産になるはずです。頑張ってくださいね。

休日は家族と一緒に過ごしています。2歳半になる息子と過ごす時間は、何よりも貴重でかけがえのない心の活力!